2018.9.12 10:00

新時代へ、将棋に学んだ「諦めない心」

新時代へ、将棋に学んだ「諦めない心」

特集:
女子社員コラム 言わせて系

 【女子社員コラム 言わせて系】平成最後の年。「興味があるのにやっていないことをやる!」と宣言したわけでもないのに、腰の重い私が、積極的に動いている。

 それは将棋を覚えること。昨年、最年少プロ、藤井聡太七段(16)の対局を取材した。それまで将棋は羽生善治竜王(47)のイメージが強く、「王将を取れば勝ち」という認識だったが、張り詰めた空気や駆け引きにはまり、自分は指さないが観戦を楽しむ『観る将』になった。インターネットテレビ局のAbemaTVや、動画共有サービスのニコニコで時間が許す限り、観戦している。

 藤井七段以外の対局を観戦していると、初タイトルを獲得した豊島将之棋聖(28)や斎藤慎太郎七段(25)、都成竜馬五段(28)らイケメン棋士を発見、目の保養に…。それはさておき、「ルールが分かってみる方がおもしろい」という思いが強くなり今春、羽生竜王が書いた初心者用の入門本で勉強し始めた。

 王将、香車、歩兵の動きは理解できたが、他の駒を覚えられない。スマートフォンのアプリで超初心者用の1手詰めも練習するが、20問中5問正解すれば十分という記憶力とセンスのなさに、思わず苦笑いした。

 投了寸前、『どうぶつしょうぎ』を思い出した。10年ほど前に北尾まどか女流二段(38)が考案したもので、3×4マスの盤に駒はライオン、ゾウ、キリン、ヒヨコの4種類があり、子供でも遊べるという。

 早速、スマホアプリをダウンロードし、超初心者レベルで対戦した。その結果は24勝199敗4分け。元女流棋士の藤田麻衣子さん(45)が担当した、かわいいデザインの駒たちは容赦なしだった。それでも駒の動かし方や、『詰む』『成る』がどういうことか、ようやく分かってきた。

 あ~、投了しなくてよかった。どうぶつしょうぎ超初心者からの卒業を目指し、本物の将棋にも再挑戦しよう。諦めない姿勢で、新しい時代を迎えたい。(堀真佐美)

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