2018.9.11 19:58

高裁裁判官、異例の会見「表現行為できなくなる」 SNS投稿巡り分限裁判

高裁裁判官、異例の会見「表現行為できなくなる」 SNS投稿巡り分限裁判

 ツイッターに不適切な投稿をしたとして東京高裁が懲戒を申し立てた岡口基一裁判官(52)について、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人長官)は11日、懲戒にするかどうかを決める非公開の分限裁判を開き、意見を聴く審問を行った。岡口氏は終了後に東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見し、申し立ての理由が曖昧だとして「証拠が薄弱で、法治国家としてあり得ない。怖くて表現行為ができなくなる」と訴えた。

 現役裁判官が会見するのは極めて異例。インターネットへの投稿を巡る分限裁判は初めてで、懲戒相当と判断されれば戒告か1万円以下の過料のいずれかが決まる。最高裁によると、これまで懲戒を受けたのは61人。

 岡口氏は1994年に任官し、水戸地裁や大阪高裁を経て2015年4月から東京高裁に所属。上半身裸の男性の画像などをツイッターに投稿したとして、16年にも口頭で厳重注意を受けたほか、東京都江戸川区で女子高校生が殺害された事件でも不適切な投稿をしたとして、今年3月に厳重注意処分を受けている。

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