2018.9.11 19:58

香港ファンド、パイオニアに数百億円の資金支援へ 再建策は改めて検討

香港ファンド、パイオニアに数百億円の資金支援へ 再建策は改めて検討

 経営不振のパイオニアが、香港を本拠とする投資ファンドの「ベアリング・プライベート・エクイティ・アジア」から数百億円規模の融資を受ける方向で調整に入ったことが11日、分かった。今月下旬に133億円の借入金の返済期限が迫っており、返済にめどを付け、手元資金を厚くするのが狙い。近く発表したい考えだ。主力取引銀行が求めていた抜本的な再建策は改めて検討する。

 パイオニアは12月にも44億円を返済する必要があり、ベアリングの資金支援を受ける方向となった。関係者によると、ベアリングはデジタル地図を手掛ける子会社を担保に取る予定だ。融資が焦げ付く恐れがある場合、貸出金を株式に切り替える「債務の株式化」などにより、パイオニアの経営を主導することも視野に入れている。

 パイオニアは主力であるカーナビ事業の立て直しのめどが立っておらず、融資は「時間稼ぎにすぎない」(市場関係者)との声は多い。大規模なリストラに向けた資本調達が欠かせないとの見方が強まっている。

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