2018.9.8 05:01

「ライフラインの復旧を」不安と我慢続く避難所の住民

「ライフラインの復旧を」不安と我慢続く避難所の住民

 平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震の発生から丸1日たった7日、土砂崩れで多くの家屋が倒壊した厚真(あつま)町では夜通しで救助活動が続いた。北海道は死者18人、心肺停止2人、安否不明19人、負傷者が約390人と発表。「ライフラインさえ復旧してくれれば」。厚真町の総合福祉センターでは、多くの住民が避難生活を送る。会議室や和室などが避難スペースとして開放されているが、所狭しと並んで座った住民らの熱気で蒸し暑い。

 生後8カ月の女児の母親、小山里美さん(35)は「汗もいっぱいかくし、おむつもしているので、温かいお風呂に入れて洗ってあげたいのに」。ウエットティッシュや湿らせたタオルを使ってしのいでいる。

 町内は断水が続き、水を運ぶのも一苦労だ。隣町のむかわ町から厚真町内の両親宅などへ水を届けにきた会社員、山田恒裕さん(62)は「熱中症が心配で、今日は給水できる町役場と実家を3往復もした」と疲れをにじませた。近所の主婦、白井順子さん(63)は「今晩雨が降ると、また土砂崩れが起きそう」と不安を口にした。

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