2018.8.31 20:30

EU、サマータイム制度廃止提案へ 体調への悪影響考慮

EU、サマータイム制度廃止提案へ 体調への悪影響考慮

 欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長は31日、夏時間と冬時間の間で時計の針を年に2回、1時間前後させるEUのサマータイム制度を廃止し、夏時間を標準時として通年採用することを加盟国と欧州議会に提案する考えを示した。ドイツ公共放送ZDFに語った。

 欧州委は7~8月、インターネットで域内住民から意見を公募。史上最高の約460万の意見が寄せられ、そのうち8割が現行のサマータイム制度廃止に賛成した。時間を年2回変えると体調に悪影響が及ぶなどとする意見が目立った。

 これにより、現行制度の廃止議論が一層高まるのは必至。欧州の動きは、2020年東京五輪・パラリンピックの暑さ対策として夏時間導入の可否が議論されている日本にも影響を与えそうだ。

 ユンケル氏は「何百万もの人々が夏時間を通年採用すべきだと信じている」と述べた。フィンランドでは昨年、夏時間廃止を求める7万人超の署名が議会に提出されたほか、主に高緯度の国々で同様の声が強まっている。(共同)

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