2018.8.29 01:16

ドゥテルテ大統領を麻薬犯罪容疑者遺族が告訴 フィリピン、超法規的殺害巡り

ドゥテルテ大統領を麻薬犯罪容疑者遺族が告訴 フィリピン、超法規的殺害巡り

 フィリピンのドゥテルテ大統領が進める麻薬犯罪容疑者の超法規的殺害を巡り、殺害された容疑者の遺族6人が28日、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)にドゥテルテ氏を告訴した。

 遺族を支援している弁護士団体によると、告訴したのは、麻薬犯罪対策として警察に殺害された容疑者の親や妻ら。超法規的殺害はドゥテルテ氏の指示で行われており「人道に対する罪」に当たると主張している。

 フィリピンでの超法規的殺害を巡っては、同国の弁護士が昨年4月、ドゥテルテ氏や政府高官をICCに告発。ICCは今年2月、予備調査開始を決めたと発表した。ドゥテルテ氏は反発し、調査拒否の意向を示した上で、ICCからの同国の脱退手続きを始めた。

 警察によると、ドゥテルテ氏の就任以来、捜査当局が殺害した麻薬犯罪容疑者は約4400人に上る。人命軽視だとして欧米諸国や人権団体からの批判が根強い。

  1. サンスポ
  2. 芸能社会
  3. 社会
  4. ドゥテルテ大統領を麻薬犯罪容疑者遺族が告訴 フィリピン、超法規的殺害巡り