2018.8.23 12:00

上方落語家が演じる話題の宝塚パロディーが関東初公演/週末エンタメ

上方落語家が演じる話題の宝塚パロディーが関東初公演/週末エンタメ

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週末エンタメ芸能記者コラム
宝塚ファンの上方落語家による「花詩歌タカラヅカ」関東初公演をPRした笑福亭生寿。「エリザベート」のルキーニの扮装で“花組ポーズ”を披露=横浜市

宝塚ファンの上方落語家による「花詩歌タカラヅカ」関東初公演をPRした笑福亭生寿。「エリザベート」のルキーニの扮装で“花組ポーズ”を披露=横浜市【拡大】

 大阪の落語の定席・天満天神繁昌亭で話題を呼んでいる「花詩歌(はなしか)タカラヅカ」が、9月29日に横浜にぎわい座で関東初公演を行う。

 上方落語家を中心とする宝塚歌劇の愛好家が自前の衣装とメークで、宝塚へのリスペクトと芸人らしいユーモアを交え、宝塚の作品を演じる爆笑舞台。本家のスローガン「清く、正しく、美しく」ならぬ「清く、正しく、おもしろく」をモットーに、高座名とは別の“ジェンヌ名”を名乗り、男性落語家も娘役に挑戦する。自らも男役を演じながら、演出などを手掛ける女性落語家、桂あやめ(54)が中心となって繁昌亭で2012年から7年連続で上演され、宝塚ファンの間で話題を呼ぶ人気公演だ。

 待望の関東初公演では、24日から本家の月組で10回目の公演が開幕する名作ミュージカル「エリザベート」を披露。本家のようなオーケストラではないが、ミュージシャンによる生演奏つきで、名場面をまとめた1時間半の構成となる。

 男性でありながら、同公演で“娘役トップ”の「高原らな」を名乗る笑福亭生寿(34)は「僕ら落語家にも尊敬する師匠方がいるように、宝塚の生徒さんも歴代のスターに敬意を払っている。古いものを守りながら、新しいものを取り入れ、作品を次の世代に残していこうとするところは宝塚と落語の共通点だと思う」。繁昌亭公演には宝塚の演出家やタカラジェンヌが訪れたことがあるといい、「怒られるんじゃないかと不安になりながら、ギャグも入れつつ、真面目に演じています」と恐縮している。

 生寿は今回、エリザベート、ルキーニの主要2役で娘役と男役の二刀流に挑戦。エリザベートを暗殺するルキーニは、本家ではそのときのトップ候補と目される男役スターが演じてきた大役だ。 「イメージしているのは、霧矢大夢さん(元月組トップ)、望海風斗さん(現雪組トップ)の歌唱力抜群のルキーニ。僕がマネをしたいルキーニですね」。宝塚のトーク番組に出演中の立川らく次(41)も横浜出身の“ご当地ジェンヌ”として特別出演し、本家でトップスターが演じるトート役に挑戦する。

 宝塚ファン歴約8年の生寿は最近、プライベートで訪れる劇場で宝塚ファンから声をかけられるようになったという。「花詩歌タカラヅカの稽古は落語の稽古よりも100倍楽しい(笑)。10回記念公演は(宝塚大劇場に隣接する小劇場の)バウホールでやりたい」と宝塚ファンならではの壮大な夢を描いた。

 公演は宝塚にまつわる落語もあり、9月29日午後2時開演。チケット専用電話番号は045・231・2515。(小山 理絵)

  • 宝塚ファンの上方落語家による「花詩歌タカラヅカ」関東初公演に出演する笑福亭生寿。「エリザベート」のルキーニの服装でアピール=横浜市
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