2018.8.21 12:00

残暑にぴったりな清涼剤! ジャック・ジョンソンのベスト盤/週末エンタメ

残暑にぴったりな清涼剤! ジャック・ジョンソンのベスト盤/週末エンタメ

特集:
週末エンタメ芸能記者コラム

 米ハワイ州オアフ島出身のシンガー・ソングライター、ジャック・ジョンソン(43)の初ベストアルバム「ザ・エッセンシャルズ」が先月発売された。

 同月末に開催された「フジロックフェスティバル」の出演記念盤として、最近では珍しい日本独自企画でリリースされたものである。

 アコースティック・ギターを中心にサーフィンや自然などのイメージをミックスした爽やかな作品だが、決して薄っぺらではないサウンドは、猛暑だった日本の夏に清涼感をもたらしてくれた。

 ジャックは、2001年にインディ・レーベルからアルバム「ブラッシュファイアー・フェアリーテイルズ」でデビュー。ジワジワと評判を呼び、03年の2枚目「オン・アンド・オン」は全米3位を獲得し、05年の3枚目「イン・ビトウィーン・ドリームス」では全米2位、全英、全豪1位と大ヒットを記録した。

 しかし、ジャックには派手なシングルヒットはない。「アルバム1枚」を通して作品を完結させるタイプであることから「ベストアルバムは必要か?」と個人的に疑問に思ったが、今回の作品はいい意味で裏切ってくれた。

 デビュー曲「フレイク」から17年発売のアルバム「オール・ザ・ライト・アバブ・イット・トゥー」を代表する「マイ・マインド・イズ・フォー・セール」まで、8枚のアルバムからまんべんなく選ばれたベスト盤の収録曲はシングル曲が中心。一見、個性が違うように見えるが、通しで聴いてみると“1枚の作品”として制作されたかのごとく見事に自然な流れだった。

 選曲はジャックが信頼する友人やスタッフが行ったという。部屋でリラックスしたい時、ドライブのお供に…などなど、どんなシチュエーションにでもぴったり。ジャックへの知識がなくても存分に楽しめるので、残り少ない夏の“パートナー”としておすすめだ。(宮田剛)

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