2018.8.16 05:01

不明2歳男児を“人助けのプロ”78歳ボランティアおじいちゃんが30分で発見!

不明2歳男児を“人助けのプロ”78歳ボランティアおじいちゃんが30分で発見!

理稀ちゃんの発見現場で、当時の状況を説明する尾畠さん=15日午後、山口県周防大島町

理稀ちゃんの発見現場で、当時の状況を説明する尾畠さん=15日午後、山口県周防大島町【拡大】

 山口県周防大島町に母親と帰省し12日午前から行方が分からなくなっていた、同県防府市の藤本理稀(よしき)ちゃん(2)が15日午前6時半ごろ、不明になった場所の近くの山中で無事に見つかった。捜索のボランティアに来ていた尾畠春夫さん(78)=大分県日出町=が発見した。

 理稀ちゃんを無事に救出した尾畠さんは「尊い命が助かってよかった」と豪快に笑った。赤色のタオルでねじり鉢巻きをした78歳は、15日午前6時から単身、裏山へ。わずか30分ほどで沢沿いにいた理稀ちゃんを発見した。

 尾畠さんは町に着いた14日、理稀ちゃんの家族と会い「見つけたら必ず抱きしめ、じかにお渡しする」と決意を伝えた。その約束通り、無事な姿で家族に引き渡した。

 「子供は上に登りたがる習性がある。ぴたりと当たった」。尾畠さんは2016年12月、大分県佐伯市で2歳女児が行方不明になった際も捜索に参加。女児は無事に保護され、このときの経験が役に立ったという。

 65歳まで大分で鮮魚店を営んできたが、引退後はボランティアにいそしんでいる。西日本豪雨や東日本大震災など、災害が起きるたびに被災地で汗を流し「まだまだ世の中のために働きたい」。そう語る尾畠さんは15日、県警柳井署から感謝状を手渡された。

  • 感謝状を受け取り笑顔の尾畠さん
  • 藤本理稀ちゃんが見つかった現場付近に集まった報道陣=山口県周防大島町
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