2018.8.14 10:00

閉館後も息づく「裕次郎あんパン」

閉館後も息づく「裕次郎あんパン」

特集:
女子社員コラム 言わせて系

 【女子社員コラム 言わせて系】先日、お気に入りのパン店に立ち寄った際、顔見知りの店員から「夏は売り上げが落ちる」と聞かされた。自称“パン好き”の記者も極暑の影響で激減しているが、その中で口にしているのがあんパン。大豆を砂糖と隠し味の塩で炊いたあんこは、糖分を必要とする脳と汗で失った塩分の摂取に、と勝手に理論づけて食している。

 これまで「おいしい!!」と思ったあんパンは昨年8月、26年の歴史に幕を降ろした北海道小樽市の石原裕次郎記念館で販売されていた「裕次郎すぃーとあんぱん」。閉館時の取材では、午前6時から入り口に並んだ札幌市在住の夫婦に「あんパンを買いにきた」と言われ、記者もその列に並び購入した。

 ロケ中、小腹が空いた裕次郎さんが食べていたあんパンをまき子夫人が再現したもので、1つ1つが手作りの小判型だ。「裕次郎」と焼き印が押されたあんパンを手にしたときのズッシリ感は、豪快な石原軍団を思わせるような重さで食べ応え十分。ほんのり甘いパン生地にたっぷりのあんこを包んだあんパンを食べ納めしたはずだった。

 それから10カ月。同社所属の金児憲史さん歌手デビューの取材で、見たことのある「あんパン」が振る舞われた。二度と食べることがないと思っていただけに驚き、口にすると味もそのときのままだった。

 同社関係者によると、石原プロモーションのある東京・調布市のパンdeアノーで販売を開始。まき子夫人が味見をし、ゴーサインを出したあんパンは、リハビリに励んでいる渡哲也さんも懐かしそうに口にしたとのこと。22日から東京・松屋銀座で始まる「石原裕次郎の軌跡展」での販売を熱望している。(栗原智恵子)

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