2018.8.11 21:40

「これがヘリなのか…」 救出指揮の黒岩副所長、墜落現場で語る

「これがヘリなのか…」 救出指揮の黒岩副所長、墜落現場で語る

陸上自衛隊相馬原駐屯地に降りる自衛隊のヘリ=11日午前、群馬県榛東村

陸上自衛隊相馬原駐屯地に降りる自衛隊のヘリ=11日午前、群馬県榛東村【拡大】

 「これがヘリコプターなのか、これが飛んでいたのか…」。群馬県の防災ヘリが墜落した山中で、救出活動を指揮した吾妻広域消防本部西部消防署の黒岩賢一副署長は11日、現場の様子をこう語る一方、「これからの消防をしょって立つ人間たちだった。悲しい思いでいっぱいだ」と声を詰まらせた。仲間の死を悼み、仕事ぶりを評価した。

 11日早朝に山に入り、墜落現場に到着したのは午前6時35分ごろ。機体はローターが失われ、穴や傷だらけ。ヘリの燃料の臭いも立ちこめていた。「あらゆるものがほぼ原形をとどめず、鉄の塊といっても過言ではない」と表現した。

 今年1月に草津白根山の本白根山が噴火した際に負傷者の救出や捜索に当たった吾妻広域消防本部。黒岩副署長はヘリに搭乗していた仲間一人一人の名前を挙げ、その仕事ぶりを振り返った。

 吾妻広域消防本部の小池信行消防長も11日夜、「大事な仲間を失い痛ましい。まとまりがつかない」と涙を浮かべた。

  • 捜索活動のため現場へ向かう自衛隊、消防隊員ら=11日午前、長野県山ノ内町(撮影・川口良介)
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