2018.8.8 05:05

津川雅彦さん、芸能一家、娘誘拐、借金、妻の介護…波乱万丈の人生

津川雅彦さん、芸能一家、娘誘拐、借金、妻の介護…波乱万丈の人生

舞台「女優」の製作発表で、和やかに笑い合う右から津川さん、妻の朝丘さん、兄の長門さん。芸能界を代表する俳優ファミリーだった

舞台「女優」の製作発表で、和やかに笑い合う右から津川さん、妻の朝丘さん、兄の長門さん。芸能界を代表する俳優ファミリーだった【拡大】

 4日に心不全で死去した俳優、津川雅彦さん(享年78)は、祖父が「日本映画の父」と呼ばれた牧野省三監督、叔父はマキノ雅弘監督、兄は俳優の長門裕之さん(2011年死去、享年77)という芸能一家に育った。

 1956年公開の映画「狂った果実」で本格デビュー。幅広い演技力の二枚目として人気を博し87年の「マルサの女」など伊丹十三監督作品の常連として活躍した。

 私生活では73年に朝丘雪路さん(4月27日死去、享年82)と結婚するも、翌74年に生後5カ月の長女で女優、真由子(44)の誘拐事件が発生。2008年には津川さんが経営していた玩具事業で6億5000万円の負債を抱え、朝丘さん名義の自宅を売却するなどして乗り切った。

 兄の長門さんとは“確執”を噂されたことも。津川さんは1981年公開の「マノン」で第24回ブルーリボン賞助演男優賞を受賞したが、長門さんから「オレは26歳でブルーリボンの主演男優賞を取った」と言われたことなどが原因だが、のちに和解したと明かしている。

 45年連れ添った朝丘さんについては、自身の浮気騒動が浮上するたびに「もっと遊びなさい」と笑い飛ばしてくれたことを感謝。晩年はアルツハイマー型認知症を患った妻を3年4カ月にわたり献身的に介護。朝丘さんの死去を受け、5月20日に開いた会見では「悔いはいっぱいあるけど、娘を産んだこと、僕より先に死んでくれたことに感謝しています」と深い愛情を見せた。

  • 津川雅彦さんの主な出演作
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