2018.8.2 12:00

怪談ツアー絶口調のお笑い芸人、松原タニシの初著書がバカ売れ 漫画原作でもデビュー/週末エンタメ

怪談ツアー絶口調のお笑い芸人、松原タニシの初著書がバカ売れ 漫画原作でもデビュー/週末エンタメ

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週末エンタメ芸能記者コラム
お笑い芸人、松原タニシ

お笑い芸人、松原タニシ【拡大】

 丸眼鏡のオカッパ頭。人なつこい顔のお笑い芸人、松原タニシ(36)の全国怪談ツアーが盛況だ。

 自殺や殺人事件などで人の亡くなった、いわゆる事故物件に5年前からこれまで合計6件、住み続けている。当初はテレビ番組の企画で始めた。ただ、霊感が強いのか弱いのかはあいまいで「幽霊を見たことはないけど、不思議な経験をたくさんする」という。

 ツアー公演では、その経験を基にした実録ネタをひょうひょうとしたしゃべりで披露。6月には実録本「事故物件怪談 恐い間取り」(二見書房)という著書を初めて刊行し、すでに重版を重ね6刷(本人いわく「1万部以上、売れているみたいです」)という人気なのである。

 そのことはTBS系「王様のブランチ」でも紹介されたからご存じの人も多いだろうが、今も東京・新宿区と大阪の事故物件の2件に交互に住み続けている。ちなみに、直近では5日午後7時から、東京・新宿角座で「恐い松竹芸能~売れない芸人の怪談~」と題して公演する。

 「僕の所属する松竹芸能には売れそうで売れない芸人が多い。新宿は前の住人が首つり自殺をした1Kのワンルームマンション(家賃6万円)で、借金を抱えた芸人と家賃を折半してるんです。ところが、つい先日、僕がしばらく大阪に行っている間、事務所がその芸人と連絡が取れなくなって…」

 結局は熱中症で部屋の中で伸びているところを無事、マネジャーに発見され一命を取り留めたそう。何かの呪いなどではなかったようだが、当日はそうしたオチのつく芸人裏話のほか、オチのつかない不思議な話も披露する。実は、このマンションで起きる一つの現象が「おばあさんの怪」だという。

 「隣室におばあさんが住んでいるらしく、時折、おばあさんが誰かと話す声が廊下で聞こえるんです。ところが、廊下に出てみると誰もいない。人間なのか、それとも別の何かなのか…」と松原自身も首をひねる。

 また、最初に住んだ大阪の事故物件(殺人事件のあったマンション)では引っ越して1週間後、自動車にひかれる事故に遭った。引っ越しを手伝ってくれた後輩芸人2人もそのころ、別々の場所で車にひかれる事故に遭ったという。

 「単なる偶然かもしれないし、霊的な何かが事故物件に住もうとする僕の本気度を試したのかもしれない。あるいは事件の犯人が何らかのいやがらせをしたのかもしれないけど、3人ともたいしたけがをしなかったのは不幸中の幸いです」

 そう言って振り返るタニシは「事故物件に住むようになってから、少々いやなことがあってもヘコまなくなった。忍耐力がついたと思います」とキッパリ。本がいま以上に売れたら「不動産屋さんに相談して、より多くの事故物件に住んでみたい」と不敵に笑う。

 しかも、発売されたばかりの月刊漫画誌「本当にあった愉快な話」(竹書房)の9月号から、連載漫画「ボクんち事故物件~タニシとユーレイのドキドキ生活~」(漫画・宮本ぐみ)にも原作として協力を始めた。今や恐いものはない!?ブレーク中と言ってよさそうだ。(森岡真一郎)

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