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“落語界の松井秀喜”三遊亭歌武蔵の特大ホームラン級の話芸に注目/芸能ショナイ業務話

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“落語会の松井秀喜”、三遊亭歌武蔵の話芸も、メジャー級のおもしろさです

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 そして同12月に三代目三遊亭圓歌に入門、98年に真打昇進した。落語に入る前の冒頭あいさつは「ただいまの協議について、説明いたします」-。相撲で物言いがついた際の審判長の場内説明の言葉で、この日も客席をわかせていたが、根拠ある笑いなのだ。最強ネタだという「支度部屋外伝」も聞いてみたい。

 終演後の歌武蔵師匠と話が弾んだ。「自己紹介で『本名は松井秀喜です』というパターンもあります」と、さらに笑わせていただいた。

 かつては寺内貫太郎(小林亜星演じるドラマの主人公)やプロゴルファーの川岸良兼選手に似ていることを売りにしていたと話すが、90年代に女流三味線漫談家の立花家橘之助(57)から「松井に似ている」といわれて以来、たびたび松井ネタを盛り込んでいる。

 師匠が50歳。松井が44歳。時系列的にいえば松井が師匠に似た?というのが正解なのかもしれないが、顔が似ている=骨格も近いのか。

 「今年の甲子園には星稜高校が出るんですよね。自分は岐阜出身ですが、星稜も応援しています。いつか会ってみたいですね」

 こう話した歌武蔵師匠の、高音になったときのくぐもったような声が、これまた“松井モード”だったことにも驚いた。

 まもなく始まる東京・国立演芸場での8月上席(1~10日)の昼席、夜席に出演。特大ホームラン級の話芸が高座で待っている。(山下千穂)

三遊亭歌武蔵(さんゆうていうたむさし)

 1968(昭和43)年3月15日、岐阜市出身の50歳。本名は若森正英(まさひで)。1983(昭和58)年、武蔵川部屋(元横綱・三重ノ海)に入門も、けがで半年で廃業。同12月、15歳で三代目三遊亭圓歌に入門。海がない岐阜出身とあって海に憧れ、94(平成6)年4月、海上自衛隊横須賀教育隊へ入隊。同11月、アフリカのザイール(現コンゴ民主共和国)・ゴマへ激励慰問。98(平成10)年3月、真打昇進。04年、国立演芸場花形演芸会金賞、彩の国落語大賞受賞。古典のほか、力士時代のエピソードをしたためた「支度部屋外伝」や、自衛隊時代の話をまとめた「PKOの穴」など新作にも個性を生かす。趣味はゴルフと読書。プロ野球のヤクルト、楽天ファン。出囃子は勧進帳。落語協会所属。

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