2018.7.27 05:03

オウム元幹部ら6人、迎えたその時動じず? 静かに待った死刑囚も

オウム元幹部ら6人、迎えたその時動じず? 静かに待った死刑囚も

岡崎死刑囚が拘置所で記したノート。1998年7月6日のページに「検察側論告求刑死刑」の文字がある 

岡崎死刑囚が拘置所で記したノート。1998年7月6日のページに「検察側論告求刑死刑」の文字がある 【拡大】

 オウム真理教の元教団幹部ら6人の死刑が26日、執行された。教祖だった麻原彰晃元死刑囚=執行時(63)、本名・松本智津夫=らの執行から20日。6人は7人執行のニュースを知っていたとみられるが動じず、静かにその時を待った死刑囚もいたという。

 「殺人マシン」と呼ばれた林(現姓小池)泰男死刑囚(60)は、教団から離れ、現役信者に脱会するよう働きかけていた。執行後、弁護人が「被害者、遺族に心から謝罪の念を持ち、その気持ちは変わっていなかった。入信前から最後まで心優しい青年だった」とのコメントを出した。

 横山真人死刑囚(54)は13日、収容先の名古屋拘置所で弁護人と面会した。「次、いつあってもおかしくないよね」と話した弁護人に、横山死刑囚はにこにこしながら「そうですよね」と応じた。弁護人は「受け入れる準備ができていると思った」と話した。

 広瀬健一死刑囚(54)は近年、母親に心理学や生理学の本のコピーを差し入れてもらい、事件当時やカルト宗教に入信する動機について執筆していた。「自分がしたことを後世に伝え、同じことをさせない」と語っていたという。

 最古参幹部の一人だった岡崎(現姓宮前)一明死刑囚(57)。東京拘置所から名古屋拘置所に移送された直後の3月19日、「明日は地下鉄サリン事件の祥命日。御冥福と反省のみ」と支援者に宛てた手紙に記した。文面はそれまでと変わらず、落ち着いていた。

 豊田亨死刑囚(50)は沈黙を守った。「自分が元気でいると伝わること自体、被害者を傷つける」と述べ、外部への発信を控えた。

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