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「まんが日本昔ばなし」常田富士男さん逝く、黒澤映画で存在感ある演技

「まんが日本昔ばなし」常田富士男さん逝く、黒澤映画で存在感ある演技

亡くなった常田さん。変幻自在の語りは永遠になった

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 TBS系アニメ「まんが日本昔ばなし」の語り手などで知られる俳優、常田富士男(ときた・ふじお)さんが18日午後、脳内出血のため東京都内の病院で死去していたことが19日、分かった。81歳だった。3年前に脳内出血で倒れ、昨年7月に民話の朗読を行うまでに回復していたが、今年2月に再発して入院。家族に看取られて旅立った。今週末に葬儀・告別式を近親者で行う。

 「むかーし、むかしのことじゃったぁ」

 女優、市原悦子(82)とともに、素朴な語り口で約20年続いた長寿アニメ番組「まんが日本昔ばなし」を彩った常田さんが81年の生涯を閉じた。

 親族によると、常田さんは3年前に脳内出血を発症。リハビリに励み、日常生活を送るまでに回復していたが、今年2月に再び脳内出血で倒れて入院。その後は家族との会話ができなくなったという。容体は安定していたが、今月18日に急変し、妻、双子の長男と長女ら家族に看取られて永眠した。今週末に近親者で密葬を行い、喪主は元俳優の長男、青児(せいじ)さんが務める。

 1975年から94年まで続いた市原と2人で語り手を務めた「-昔ばなし」では、おじいさんや動物など変幻自在にキャラクターになりきり、子供たちを魅了。また、ひげがトレードマークだった常田さんは、朴訥とした個性的な風貌で名脇役としても大活躍した。

 長野県に生まれ、熊本県で育った少年時代から俳優を目指してアルバイトに精を出し、高校卒業後に上京して劇団民芸の養成所に入所。その後、故米倉斉加年さんらと劇団青年劇場に参加した。

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  • 常田富士男さんの主な出演作
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