2018.7.18 12:21

「人民新聞」代表取締役、カード詐取で有罪判決

「人民新聞」代表取締役、カード詐取で有罪判決

 他人が使う目的を隠し、銀行からキャッシュカードをだまし取ったとして詐欺罪に問われた「人民新聞」(大阪府茨木市)の代表取締役山田洋一被告(61)に神戸地裁(川上宏裁判長)は18日、懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

 これまでの公判で、検察側は1972年のイスラエルの空港乱射事件の殺人容疑で国際手配され、レバノンに政治亡命している岡本公三容疑者(70)への経済支援をしていたと指摘。

 川上裁判長は判決理由で、被告名義のカードをレバノンの支援者に渡しているとして「支援者が個別の指示を受けることなく金を引き出している。第三者に使わせる意図があってカードの交付を申し込んだ」と認定した。 一方で、特殊詐欺などに使用していないことなどから、「悪質性は高くない」として執行猶予とした。

 判決によると、2012年2月、銀行に被告名義のカードを作成させ、さらに同年8月、紛失したとして再発行を受け、いずれも他人が使うのに被告が使うと装いだまし取った。

 被告は「不当判決なので控訴する」とのコメントを出した。

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