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サンスポ元記者・本城雅人氏、直木賞なるか!産経新聞社OB・司馬遼太郎氏に続け

サンスポ元記者・本城雅人氏、直木賞なるか!産経新聞社OB・司馬遼太郎氏に続け

直木賞候補の本城雅人氏。同賞発表の2日後となる20日に新作を出版し、精力的に執筆している=東京・大手町(撮影・蔵賢斗)

直木賞候補の本城雅人氏。同賞発表の2日後となる20日に新作を出版し、精力的に執筆している=東京・大手町(撮影・蔵賢斗)【拡大】

 産経新聞社出身の直木賞作家は、1959年下期に「梟の城」で受賞した故司馬遼太郎氏がおり、スポーツ紙出身は、日刊スポーツに在籍した54年上期「終身未決囚」の故有馬頼義氏以来64年ぶりとなる。作家にとって賞は励みに違いないが、本城氏の目標は書き続けること。「これまで年間3冊ペースで出版できていたんだけど、昨年2冊になって…。どこかで頑張って4冊出して作品数を3の倍数に戻したい。作家は本を出すことが喜びだから」と語る。

 直木賞発表の18日も書く日課は変わらない。

★少ないスポーツ紙出身の受賞者

 スポーツ紙出身の直木賞作家について「直木賞物語」の著者で同賞研究家の川口則弘氏は「受賞した人はとても少ない」と指摘。日刊スポーツに在籍していた有馬氏が1954年上半期に「終身未決囚」で受賞したぐらいという。ちなみに57年下期の「借金鬼」など候補に上がった報知新聞の故碧川浩一氏について「戦後、小説を書かなくなった江戸川乱歩に書かせて新聞に掲載した人物」と説明。芥川賞では東京スポーツ出身の高橋三千綱氏(70)が78年上期に「九月の空」で受賞。

本城 雅人(ほんじょう・まさと)

 本名・楠山正人。1965(昭和40)年6月19日生まれ、53歳。神奈川県出身。明治学院大卒業後、89年に産経新聞社に入社。サンケイスポーツでプロ野球、競馬を担当。2009年に松本清張賞の最終候補作でサムライジャパン野球文学賞大賞に輝いた「ノーバディノウズ」でデビューし、同年に退社。16年に「ミッドナイト・ジャーナル」で吉川英治文学新人賞を受賞。代表作は「トリダシ」「球界消滅」など。20日に記者が奔走する新作「友を待つ」(東京創元社)を出版。

  • 第159回直木賞の候補作
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