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【関西レジェンド伝】ゼンジー北京(2)中華料理店の台湾人店員まねて中国風スタイルに

【関西レジェンド伝】

ゼンジー北京(2)中華料理店の台湾人店員まねて中国風スタイルに

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中国風スタイルになった頃。右は弟子のゼンジー一億

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 白いウサギと黒いウサギをテーブルに置く。この2匹のウサギを箱に入れてカバーをかけると、白と黒が入れ替わる。「モウイッカイヤルカラ、ヨウミトキ」と言いながらタネをバラし、笑いをとってから、最後に赤と黄色に変えて驚かす。これ、舞台ではウケるんだけど、当時のテレビは白黒だから、色が変わった、みたいな手品はダメなんです。

 だから、テレビ用の1回しか使えないようなネタもやった。目隠しをしてカードの数字を当てる。次にお客がテーブルに置いたものを当てる。実は目隠しに穴が開いているというオチ。または、ひもをどんどん切っていって、最後に「つながるか、こんなもん」でおしまい。その前にきちんとした手品やっておいてからですよ。

 そうそう、ゼンジーの屋号は、師匠(ゼンジー中村、78年死去)に「アラビア語で『偉大なる』という意味や」と教わってた。NHKの番組に出たときにそれを話したら、詳しい人がいて、そんな言葉はないと指摘されたんです。のちに知ったんですが、師匠は中村善治と名乗っていた時期があったそうで。それでゼンジーなのかと気付きました。

ゼンジー北京(ぜんじーぺきん)

 本名・渡辺重信。1940(昭和15)年1月3日生まれ、78歳。大阪・春日丘高卒業後、ゼンジー中村に師事。コミカルな手品で人気を得る。

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