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【大河のころ 三田佳子(3)】TOKIO松岡の“ファーストキス”奪っちゃった

【大河のころ 三田佳子(3)】

TOKIO松岡の“ファーストキス”奪っちゃった

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「花の乱」で日野富子を演じた三田(右)。少女時代を務めた松と希代の悪女を体現した=1994年1月撮影

「花の乱」で日野富子を演じた三田(右)。少女時代を務めた松と希代の悪女を体現した=1994年1月撮影【拡大】

 「いのち」の8年後、1994年の「花の乱」で再び主役を演じました。大河ドラマで2度主演を務めた女優は私だけだそうです。

 「花の乱」は(室町幕府第8代将軍)足利義政の妻で、希代の悪女と評された日野富子の生涯を描いた作品でした。脚本家の市川森一さんが「どうしても三田さんでやる」と希望されたとか。

 当時は50歳を超えていました。「いのち」で全てを出し尽くしましたし、息子たちも大学生、中学生になっていたので。やりたくなくて何度断ったか分からないぐらいでしたが、(夫で元NHKプロデューサーの)高橋を通して依頼されるなど、あらゆる手立てでNHKから説得されて引き受けました。

 この作品も二度と作れないだろうというくらい大変でした。毎朝7時に家に帰る生活で、4、5時間寝たらNHKに戻って次のシーンを撮る。もう気がおかしくなりそうでした。撮影から2年後に子宮がんが見つかりました。お医者さまから「このがんは2年前にできています」と言われて、やはり、大河で“いのち”を削ったんですね。

 「花の乱」は世界観だけでなく、キャスティングも素晴らしかった。富子の少女時代は松たか子ちゃん、義政(故市川團十郎さん)の青年時代は市川新之助(現・海老蔵)くん、富子の息子、義尚役はTOKIOの松岡昌宏くん。みんな16歳ぐらいでした。

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