2018.6.16 19:59

加山雄三、火災で失って以来初めて「光進丸」を公の場で熱唱

加山雄三、火災で失って以来初めて「光進丸」を公の場で熱唱

「ゴー!ゴー!若大将FESTIVAL」公演を開いた加山雄三

「ゴー!ゴー!若大将FESTIVAL」公演を開いた加山雄三【拡大】

 俳優で歌手、加山雄三(81)が16日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで第3回「ゴー!ゴー!若大将FESTIVAL」公演を開いた。愛船のプレジャーボートを4月1日の火災で失って以来初めて、船名から付けた楽曲「光進丸」を公の場で熱唱。36年間にわたり人生を彩ってくれた船への鎮魂の思いと、消火にあたってくれた静岡県の消防や警察、地元の人への感謝を込めた。

 歌唱直前に友人の俳優で歌手、武田鉄矢(69)がビデオ映像で登場。加山の次男で俳優、山下徹大(42)から託された加山あての手紙を代読した。あす17日は父の日。「これからもみんなの太陽のような存在で居続けてください。(船の火災以来)歌っていなかった『光進丸』を歌って聞かせてあげてください」…。

 加山は「はい」とうなずき、幼子から中高年まで会場を埋めた4000人の手拍子を浴びながら、感無量の表情で歌い上げた。この日は今月6日に「大型新人演歌歌手デビュー」と銘打ち発売した初の演歌の新曲「嘘よ」のほか、「お嫁においで」「君といつまでも」など懐かしい名曲も若々しい歌声で披露した。

 公演前に会見した加山は「光進丸の火災原因は結局分からなかったが、電気系統のショートからとは思われます」としんみり。すでに静岡・清水港で解体しており、「こんなことで苦しんでいる場合じゃない。もっと苦しんでいる人はたくさんいる」と自分に言い聞かせるように語った。

 新しい船の建造計画については「今度は道楽ではなく、人の役に立つ船を造りたい。離れ島に行っても、水や電気を作ることのできる災害救助船はどうかなと思っている」と壮大な夢も笑顔で告白。設計では長さ98メートルにもなるそうだが、関係者は「膨大な資金もかかるので…」と話しており、現時点ではあくまで夢の計画という。

 「音楽には年齢も時代も国境もない。いいものはいいというのが、僕のポリシー。やる方も見ている方も楽しくやりたい」と公演前に話していた加山。トークもまじえ

楽しませた。この日は、さだまさし(66)、前川清(69)、BEGINも参加し、それぞれの代表曲を披露。最後は「サライ」を会場と大合唱して公演を締めくくった。公演は17日も同所で行われ、2公演の模様はBS朝日で8月1、2日の2日間にわたり放送される。

 加山は今月27日、「嘘よ」のほか演歌の名曲「雪国」や「そして神戸」などを収録した初の演歌アルバム「演歌の若大将~Club光進丸」を発売する。ジャケットは火災の10日前に光進丸の船内カラオケで撮影した加山の写真。愛船への思いを胸に秘め、今年は演歌歌手としてもテレビの歌番組に積極的に出演し、新たな一歩を踏み出す。

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