2018.6.5 05:02

リンちゃん殺害「検察の捏造」 元保護者会長、初公判で無罪主張

リンちゃん殺害「検察の捏造」 元保護者会長、初公判で無罪主張

特集:
わいせつ事件簿

 昨年3月に千葉県松戸市立六実第二小のベトナム国籍の小学3年、レェ・ティ・ニャット・リンさん=当時(9)=が殺害された事件で、殺人と強制わいせつ致死、わいせつ目的略取・誘拐、死体遺棄の罪に問われた同小の元保護者会長、渋谷恭正被告(47)は4日、千葉地裁(野原俊郎裁判長)で開かれた裁判員裁判の初公判で起訴内容を否認し、無罪を主張した。

 被告は捜査段階で黙秘や供述拒否を続けてきたが、法廷では「全て違います。検察側の主張は架空、捏造で、一切関与していない」と述べた。

 検察側は冒頭陳述などで、被告の軽乗用車内からリンさんの血液、遺体の腹部から2人の混合したDNA型を検出したとして「車内で殺害やわいせつ行為をした」と言及。被告のキャンピングカー内の手錠からも2人の混合とみられるDNA型が見つかったとした。

 弁護側は「被害者は事件前に軽乗用車に乗ったことがある」として、血液は事件前に付着した可能性があると反論。「捜査機関のDNA型鑑定は信頼できない」とした。

 父親のレェ・アイン・ハオさん(35)は被害者参加人として傍聴。閉廷後の記者会見で無罪主張に「本当に心が痛い。裁判員には正しく証拠を見て、厳しく処罰してほしい」と語った。

  1. サンスポ
  2. 芸能社会
  3. 社会
  4. リンちゃん殺害「検察の捏造」 元保護者会長、初公判で無罪主張