2018.5.23 10:00

にわか猫好き、されど会いたい

にわか猫好き、されど会いたい

特集:
女子社員コラム 言わせて系

 【女子社員コラム 言わせて系】東京メトロ日本橋駅から徒歩5分。日本橋三越別館の入り口には、ライオンではなく金色の猫が2体いた。写真家の岩合光昭氏による写真展「世界ネコ歩き2」のプロモーションである。

 「世界ネコ歩き」はNHK BSプレミアムの人気番組で、今回の写真展はその第2弾。欧州や南米、アジアなど世界各地の猫の写真が展示されていた。会場の7階に上がると、茶白の猫が海辺で寝転ぶポスターが貼られていた。砂浜のくぼみに腰をかける姿は、バカンスを楽しむ観光客のようだ。

 ゴールデンウイーク中ということもあり、会場は猫好きでごった返していた。グッズを身につけるだけではなく、猫模様の服に身を包む強者もちらほら。今年1月から実家でノルウェージャンフォレストキャットを飼い始めた“にわか”の私とは、比べものにならない気の入れようである。

 作品の猫はどれも表情豊かだった。飼い主を見送る猫、岩から岩へ大ジャンプをする猫、店番をする猫、穴から顔を出す猫…。異国の雰囲気とのびのびと振る舞う猫の組み合わせは最高で、時間を忘れてしまった。

 魅力的な写真ばかりだったが、やはり目についたのは茶白の猫。実家の猫と重ねて見てしまう。もうすぐ生後8カ月の茶白の雄だ。去勢手術で少しダメージを受けたがすくすく育ち、体重は来たときと比べて1・5キロも増えた。しばらく会えていない寂しさのせいか、物販で実家の猫に似ている写真がプリントされたノートとファイルを購入してしまった。

 早速、会社の資料をまとめるためにファイルを下ろした。見るたびに満足感を得られる半面、やはり本物に会いたくなってしまう。今までは帰るたびに甘えてきてくれたが期間が空くと忘れられてしまうかもしれない。そうならないうちに新しいおもちゃを使ってコミュニケーションを取らなければ。今度の休みは実家の猫に会いにいこう。(川並温美)

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