2018.5.9 05:02

中朝首脳、再び会談 金正恩氏が異例の訪中、初の専用機外遊

中朝首脳、再び会談 金正恩氏が異例の訪中、初の専用機外遊

特集:
北朝鮮問題
中国国営通信新華社が配信した、大連で会談する習近平国家主席(右)と金正恩朝鮮労働党委員長の写真 (新華社)

中国国営通信新華社が配信した、大連で会談する習近平国家主席(右)と金正恩朝鮮労働党委員長の写真 (新華社)【拡大】

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が7~8日、中国遼寧省大連を空路で訪問し、習近平国家主席と会談、朝鮮半島の非核化を協議した。両首脳は3月末に北京で会談したばかりで、異例の短期間での再会談。史上初の米朝首脳会談をにらみ、関係緊密化を鮮明にした。中国国営通信新華社などが8日伝えた。金氏は中国に後ろ盾としての役割を期待。習氏は北朝鮮への影響力を誇示してトランプ政権を牽制(けんせい)し、朝鮮半島の新体制構築で主導権を握る狙いだ。

 新華社電によると、金氏は習氏との会談で、米国を念頭に、北朝鮮に対する敵視政策と安全上の脅威が取り除かれれば「核を保有する必要はなく、非核化が実現できる」とする一方、非核化には関係国の「段階的で歩調を合わせた措置」が必要との考えを示した。

 米朝関係については、金氏が「対話を通じ相互信頼を築きたい」と強調した。習氏は6月上旬までに見込まれる米朝首脳会談の開催を「支持する」と表明し、中国も朝鮮半島問題の解決に向け「積極的な役割を発揮する」との考えを示した。中国国営中央テレビは、会談の後、習氏がトランプ米大統領と電話会談したと報じた。

 北朝鮮メディアによると、金氏は専用機で大連に入った。北朝鮮の指導者になって以降、航空機での外遊は初めて。訪中には妹の金与正党第1副部長らが同行。一行は8日、帰国の途に就いた。

  • 中国中央テレビが8日放映した、中国・大連で金正恩朝鮮労働党委員長(左)と握手する習近平国家主席の映像(共同)
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