2018.4.24 10:00

「プレ金」お得な一人飯を楽しめた

「プレ金」お得な一人飯を楽しめた

特集:
女子社員コラム 言わせて系

 【女子社員コラム 言わせて系】先日、仕事先へ電話すると、アナウンスが流れてきた。「当社は働き方改革の一環で、本日の業務は午後3時で終了しました」。一瞬、何のことか分からなかったが、カレンダーを見てすぐに納得した。その日は月の最終金曜日、プレミアムフライデー(プレ金)だった。思わず同僚と顔を見合わせて、苦笑いしてしまった。

 プレ金が導入されて約1年が経過した。どこか遠い話のように感じていたある日、利用する携帯電話会社から一通のメールが届いた。ユーザーが毎週金曜日(2月限定)に、某牛丼チェーン店で牛丼並盛を無料で食べられるという案内だった。

 プレ金気分を味わってみたい! 実際に足を運んでみたが行列のため、他の日にも振り替えられるクーポン券をもらい、翌週に出直すことに。ターミナル駅の店舗に行くと、すぐに帰りたくなった。15人ほどの先客が全員男性だったからだ。

 私が牛丼店を訪れたのは約20年ぶりで、1人で来たのは初めてだった。周囲を見渡すと全員、コートやジャンパーを着たまま食べていた。これだけでも私にとってはカルチャーショック。緊張しながらメニューを見ると「牛丼並盛380円」とあり、さらにびっくりさせられた。

 安い! イメージでは600円くらいのボリューム。おなかいっぱいになった私は、牛丼の人気が高い理由がわかる気がした。味をしめた私は翌週、住宅街にある店舗に行ってみた。女性客もいて少しだけ入りやすく、店員に尋ねる“余裕”もできた。「今回のことで女性のお客さまが少し増えましたね」と笑顔で教えてくれた。

 経済産業省によるとプレ金で実際に早帰りした人は1割。今後の広がりが興味深いが、牛丼店でのおひとりさま体験でプチ・プレミアムフライデーを一足先に味わった私は、わが社での導入を心待ちにしている。(河野さや子)

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