「B’z 30th Year Exhibition “SCENES” 1988-2018」で展示されている衣装【拡大】
9月にデビュー30周年を迎えるロックユニット、B’z。現在、2人の30年の歴史を振り返る「B’z 30th Year Exhibition “SCENES” 1988-2018」(東京・有楽町インフォス)が開催中だ。
前期(88~02年)と後期(03~18年)に分けて振り返る“B’z展”で、前期は4月1日~5月6日、後期は5月11日~6月15日に開催。これまで、ファンクラブ限定で、衣装・楽器の展示と映像上映などの企画はあったが、一般客も来場できるイベントは初だ。
展示品の目玉が初公開される、ボーカル、稲葉浩志(53)の直筆歌詞とギター、松本孝弘(57)の直筆譜面。稲葉が代表曲「ultra soul」など数々の楽曲の歌詞をつづった紙には、線が引いてあったり、絵が描かれてあったり。悩んでいる様子や詞に込めた思いが感じ取れ、名曲誕生の瞬間を伺い知れる。他にも松本のギターなど愛用楽器やステージ衣装、秘蔵映像などがめじろ押しだ。
そして、これら“お宝”の数々をなんと、2人がオーディオガイドで解説してくれるのだ。稲葉と松本が対談形式でエピソードを交えながら40分にも渡って会場内を案内。貴重な肉声でのガイドは前売り500円、当日600円の料金がかかるものの、必聴の価値ありだ。
2人は“B’z展”を「僕たちが歩んできた30年の軌跡を記しました」とPR。歌声とは違った2人の声を聞きに行くのも、いいかもしれない。(GJ)