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【大河のころ 渡辺謙(5)】政宗は「熱」炎立つは「情」西郷どんは「継」

【大河のころ 渡辺謙(5)】

政宗は「熱」炎立つは「情」西郷どんは「継」

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大河のころ
原作小説より脚本が先行するトラブルを乗り越えて「炎立つ」がクランクアップを迎え、感無量の渡辺謙(中央) (1994年1月20日撮影)

原作小説より脚本が先行するトラブルを乗り越えて「炎立つ」がクランクアップを迎え、感無量の渡辺謙(中央) (1994年1月20日撮影)【拡大】

 奥州藤原四代を描く「炎(ほむら)立つ」は、放送期間が短かったり(1993年7月~94年3月)、3部構成だったりと、ほかの大河とは違いました。

 (作家の高橋克彦氏が)ドラマのために書いた小説を、ほぼ並行して(脚本家の中島丈博氏が)脚本化しました。ただ、終盤で原作がドラマの進行に間に合わず、脚本先行の展開になったんです。

 僕が4代目の藤原泰衡(やすひら)を演じた第3部では、俳優陣も脚本作りに参画しました。ロケが終わった後、3代目の藤原秀衡(ひでひら)役の渡瀬(恒彦)さんや演出家を交えて打ち合わせをしました。イレギュラーではありましたが、この作品を最後までうまく締めくくりたい。現場にそういう熱が生まれていたのを覚えています。

 やりにくいとは思わなかった。乗りかかった船だし、役を受けた責任があった。余裕はなかったけれど、(87年の大河初主演作)「独眼竜政宗」のときよりは、視野が広がっていた気がします。

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