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【大河のころ 渡辺謙(4)】白血病から復活 久しぶりの大作に燃えました

【大河のころ 渡辺謙(4)】

白血病から復活 久しぶりの大作に燃えました

特集:
大河のころ
「炎立つ」の会見に臨む渡辺謙(前列左)。里見浩太朗(同右)や後列左から財前直見、赤座美代子ら豪華共演陣が集った(1993年4月28日撮影)

「炎立つ」の会見に臨む渡辺謙(前列左)。里見浩太朗(同右)や後列左から財前直見、赤座美代子ら豪華共演陣が集った(1993年4月28日撮影)【拡大】

 1987年に放送された「独眼竜政宗」は大きな反響があった。その分、終わった後は、政宗の強烈なイメージを払拭しなければと焦りました。ドラマのクランクアップ直後、思い切ってロック歌手としてデビューし、(大きなサングラスをかけて)全国ツアーもやりました。

 1年ぐらい模索する時期が続いたかな。その後、体を壊して。89年8月、上杉謙信役で主演予定だった時代劇映画「天と地と」を急性骨髄性白血病で降板。29歳のときです。復帰まで1年かかりました。

 でも、僕らの仕事にとっては、こうした経験も決して悪いことではないと前向きにとらえました。いろいろな経験をすることで、役が深くなり、幅が広がるわけですから。

 しばらく仕事ができない状態が続いたことで、仕事に対する考え方も変わりましたね。いろいろもがいてみたけれど、人の心に残った「政宗」の強いイメージは、そんなに簡単には消せない。それくらい素晴らしい作品に参加したんだと。スポーツ選手だったら、ある程度の年代になりトップアスリートとして成立しなくなったら引退する道もある。だけど、俳優はそうはいかない。早くにメダルは棚の中にしまい、違うメダルを探しにいくべきだと思いました。

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