2018.3.8 09:13

重体の元ロシア情報機関員と娘に神経剤使用 警官1人巻き添え

重体の元ロシア情報機関員と娘に神経剤使用 警官1人巻き添え

 英南部でロシア元情報機関員の男性と娘が重体となって見つかった事件で、英警察当局は7日、神経剤が使用されたと断定、殺人未遂事件として捜査していると明らかにした。英政府は緊急閣議を開いて対応を協議した。

 現場に駆け付けた警察官1人も神経剤を摂取したとみられ重症。警察は、男性セルゲイ・スクリパリ氏(66)と娘のユリアさん(33)が何者かに狙われたとみて容疑者の特定を急いでいる。

 神経剤の種類など詳細は不明。2人は4日に南部ソールズベリーのショッピングセンターで意識不明の状態で見つかった。警察は7日、2人が立ち寄ったとみられる飲食店内を捜査、神経剤がどのように使われたのかを調べている。

 米当局筋はロイター通信に、英警察はロシアが関与した可能性を中心に捜査していると述べた。在英ロシア大使館は関与を否定している。

 スクリパリ氏は、ロシア情報機関の軍参謀本部情報総局(GRU)の大佐だったが、2006年に英国側に機密情報を提供したとして有罪判決を受け、10年に米国とロシアのスパイ交換で国外退去となり、英国に移り住んだ。(共同)

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