2018.3.7 05:02

森友文書書き換え疑惑 財務省、まさかの「ゼロ回答」

森友文書書き換え疑惑 財務省、まさかの「ゼロ回答」

 学校法人「森友学園」問題を巡り、財務省の決裁文書が問題発覚後に書き換えられた疑いがあるとの一部報道を受け、財務省の富山一成理財局次長は6日の参院予算委員会理事会で、「原本は大阪地検特捜部に提出し近畿財務局にはない」と説明した。捜査対象となっているとして、全ての文書は直ちに確認できないとも述べた。野党は猛反発し、予算委は終日空転した。

 立憲民主党の辻元清美国対委員長は「捜査を盾に何でも免罪されると思ったら大間違い」と批判。自民党の二階俊博幹事長も「どういう理由で資料を出せないのか、ちょっと理解できない」と同省の対応を疑問視した。

 麻生太郎副総理兼財務相は閣議後記者会見で「担当局以外の職員も関与させて、全省挙げて調査を進めていきたい」と強調。職員への聞き取り調査なども進めるとの方針を明らかにした。

 富山氏は大阪地検に提出したのは、国有地を売却した契約と、それに先立つ貸し付け契約に関する決裁文書の原本と説明。提出時期は、朝日新聞が文書の書き換え疑惑を報じた今月2日より前と述べるにとどめた。

 参院予算委は理事会で、6日の質疑を見送ると決定。野党側は、憲法に基づく国会権限である「国政調査権」を行使しての資料提出を自民、公明両党に文書で申し入れた。

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