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歌舞伎の高麗屋を彷彿とさせた平昌五輪男子フィギュアスケート/芸能ショナイ業務話

歌舞伎の高麗屋を彷彿とさせた平昌五輪男子フィギュアスケート/芸能ショナイ業務話

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芸能ショナイ業務話
浅草寺本堂前で撮影に応じる市川染五郎(中)。松本金太郎(左)、松本幸四郎(2017年12月11日)

浅草寺本堂前で撮影に応じる市川染五郎(中)。松本金太郎(左)、松本幸四郎(2017年12月11日)【拡大】

 平昌五輪のフィギュアスケート男子で日本の羽生結弦選手、宇野昌磨選手らの活躍以外にも鳥肌がたったシーンがありました。

 羽生選手の興奮冷めやらぬ中、銀盤に現れたスペインのフェルナンデス選手の音楽、ミュージカル「ラ・マンチャの男」が流れたときでした。

 羽生選手がフリーで使った笛や太鼓の音色からなる「SEIMEI」は、映画「陰陽師」の音楽の後だっただけに衝撃を受けました。

 この2つの音楽に現在、東京・銀座の歌舞伎座で直系親子三代襲名の舞台を務めている二代目松本白鸚さんと長男、十代目松本幸四郎さんがリンクしたのです。

 十代目幸四郎さんは、七代目市川染五郎さんだった2013年9月に新作歌舞伎として上演された「陰陽師」で安倍晴明を熱演。昨年は、高橋大輔さん、荒川静香さんらプロフィギュアスケーターと、氷上の舞台で歌舞伎とフィギュアスケートがコラボしたストーリー仕立てのアイスショー「氷艶 hyoen2017『破沙羅』」に出演をしました。

 舞台を終え、リンクで稽古を重ね、本番では観客の度肝を抜きました。

 一方、銅メダルのフェルナンデス選手が使った音楽、ミュージカル「ラ・マンチャの男」といえば、十代目の父、二代目松本白鸚さんの代表作でもあります。

 1969年の日本初演から当時、六代目市川染五郎さんだった二代目は、九代目幸四郎さんとしてもセルバンテス、ドン・キホーテを演じてきました。

 1970年には、米ニューヨークのブロードウェーで現地の役者に交じり全編英語で主演を務め、大成功を収めてきました。以来、上演は1200回超。近年では2015年に上演され、多くのファンが観劇に訪れ、今では白鸚さんとしても「ラ・マンチャの男」を上演する日が期待されています。

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