2018.2.8 12:00

桂歌春&田代沙織の父娘による“介護落語”はリフレッシュ効果抜群/週末エンタメ

桂歌春&田代沙織の父娘による“介護落語”はリフレッシュ効果抜群/週末エンタメ

特集:
週末エンタメ芸能記者コラム
父の桂歌春と親子共演に意欲を燃やす田代沙織=東京・新宿区

父の桂歌春と親子共演に意欲を燃やす田代沙織=東京・新宿区【拡大】

 父と娘の親子セットで売り出し中の“落語家コンビ”が今、引っ張りだこだ。桂歌丸(81)の一番弟子、桂歌春(うたはる、68)とタレントの長女、田代沙織(33)。2月15日に介護を受ける高齢者向けに初の落語鑑賞会を開くが、歌春は「全国どこへでも」と娘の沙織とともに腕をぶしている。

 柔和な笑顔のナイスミドル歌春と、謎かけが得意で春風亭昇太(58)から「謎かけクイーン」の称号をもらった沙織。15日午後1時から東京・北とぴあで開く要介護者や家族向けにそれぞれ落語を披露する。

 歌春はぼんくら亭主の失敗談をネタにした落語など、共感して笑ってもらえる古典落語が得意。当日は借金を抱えた夫婦が登場する落語「加賀の千代」などを高座にかけ、「笑えば血流が良くなるから、気分がリフレッシュするし、健康にも美容にもいいです」と呼びかけた。

 沙織は、元は犬だった人間のトンチンカンな騒動を描く落語「元犬」に挑戦。実は神奈川県警から「振り込め詐欺撲滅大使」にも選ばれており、間抜けな詐欺師をネタにした新作落語も得意とする。記者がいきなり「介護」とかけて何と解く?と聞くと、「介護とかけまして、空手の達人と解きます。その心は…い・た・わ・りが大切でしょう」とすぐ返ってきた。

 歌春は中高年の落語ファンを中心に広く人気を集め、普段は東京・新宿末廣亭などで活躍中。

 一方、沙織は歌春仕込みの話芸を生かして、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう一直線」の火曜レギュラーを務める。

 15日の介護寄席は北区在住者が対象だが、歌春は「これをきっかけに、座布団さえ用意していただければ、全国どこへでも。寄席に足を運べない方のために、親子セットで2時間はたっぷり笑っていただけると思います」と語る。5月31日には東京・浅草演芸ホールで一般向けに2人でそれぞれ高座に上がるという。

 沙織は2015年11月に不動産会社に勤める同学年の夫と結婚。専業主婦の母、郁子さん(60)とは対照的に、仕事は父・歌春とどこまでも“一緒”。今後はテレビでも親子共演ができるよう、2人でますます芸を磨く覚悟だ。(森岡真一郎)

  1. サンスポ
  2. 芸能社会
  3. 芸能
  4. 桂歌春&田代沙織の父娘による“介護落語”はリフレッシュ効果抜群/週末エンタメ