2018.2.7 12:00

切っても切れない“兄弟・姉妹”の関係を新感覚ヒューマンムービーで届ける「犬猿」/週末エンタメ

切っても切れない“兄弟・姉妹”の関係を新感覚ヒューマンムービーで届ける「犬猿」/週末エンタメ

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切っても切れない“兄弟・姉妹”の関係を新感覚ヒューマンムービーで届ける「犬猿」。左から江上敬子、筧美和子

切っても切れない“兄弟・姉妹”の関係を新感覚ヒューマンムービーで届ける「犬猿」。左から江上敬子、筧美和子【拡大】

 10日に公開される映画「犬猿」(吉田恵輔監督)は、切っても切れない身近な関係にフォーカスを当てた作品だ。

 窪田正孝(29)、新井浩文(39)、筧美和子(23)、お笑いコンビ、ニッチェの江上敬子(33)が演じる、見た目も性格も正反対な兄弟と姉妹が主人公。2013年の映画「麦子さんと」(元女優の堀北真希さん主演)などを手がけ、ヒューマンコメディーの名手として知られる吉田監督が4年ぶりにオリジナル脚本で描きおろした。

 印刷会社の営業マンとして働くまじめな青年・和成(窪田)と、乱暴でトラブルばかり起こす兄・卓司(新井)。容姿は悪いが仕事ができる由利亜(江上)と、美人だけど要領が悪い妹・真子(筧)。

 相性の悪い2組をシンクロをさせながら進めていく物語は見応え十分だ。互いに対して抱えてきた複雑な感情が一気に爆発するシーンは圧巻。3歳下の妹に羨望、嫉妬、愛憎を抱えてきた記者も、何がどうあれ最後は血の繋がった「きょうだい」だということを再認識させられた。

 そんな中、演技派だと改めて強く感じたのが窪田。2006年の“戌年”にデビューしてからちょうど12年目で、8月には30歳の節目を迎える。

 昨年も主演映画「東京喰種トーキョーグール」をヒットに導くなど、着実に役者としてステップアップしており、今作で見せた「静」と「動」を巧みに操る演技力は一級品。先日東京都内で行われたプレミア上映会では「20代最後なので、お世話になった人に恩返しをしたい」と力を込めた。

 ほかにも、新井の狂気的な眼光や、お笑い界から送り込まれた刺客・江上の存在感、女優として一皮むけようとしている筧の姿も見どころ。タイプも職種も違う“犬猿”な4人が相まみえる人間ドラマは、大きな話題になりそうだ。(土門薫)

  • 切っても切れない“兄弟・姉妹”の関係を新感覚ヒューマンムービーで届ける「犬猿」。左から新井浩文、窪田正孝
  • 切っても切れない“兄弟・姉妹”の関係を新感覚ヒューマンムービーで届ける「犬猿」。左手前から時計回りに窪田正孝、新井浩文、筧美和子、江上敬子
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