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【二十歳のころ ビートたけし(2)】明大退学で勘当も学費と家賃を払ってくれたおふくろ…その期待を裏切って芸人に

【二十歳のころ ビートたけし(2)】

明大退学で勘当も学費と家賃を払ってくれたおふくろ…その期待を裏切って芸人に

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二十歳のころ
1972年の浅草フランス座。この年の夏、たけしは同所で芸人見習いとなった

1972年の浅草フランス座。この年の夏、たけしは同所で芸人見習いとなった【拡大】

 (1972年に)浅草フランス座で芸人になるまでは、タクシーの運転手とかデパートの食品売り場の店員とかアルバイトをしてたよ。空港の荷物の上げ下ろしでは、けんかが強くなったぜ。バイトに来るのは大学の空手部とか柔道部とかみんな運動部で、ガラの悪いヤツばっかりなの。でも、俺は全然勝てた。試合で柔道すりゃ、胴着の首をつかまれてやられるだろうけど、けんかなら相手の顔を見た瞬間、急所を思いっきり蹴っ飛ばして、目を突いて、アッパーカットやれば3発で終わり。

 ビルのコンクリートの壁にあるベニヤ板はがしはきつかったね。コンクリートが乾燥するときに酸素を吸い込むのか、現場が地下にあると、酸素がなくなっている場合があるんだよ。ある日、最初に中に入って行ったバイトのヤツが酸欠で倒れて、2人目がヨロけて…。3人目だった俺は逃げたんだけど、それ以来、必ず人より先にどこかに入らないようにしている。(1986年にたけし軍団と講談社を襲撃した)フライデー事件のときも3番目に突入したって…バカヤロー!

 女には相変わらずモテなかったね、全然。性的な欲求はあったけど、恋愛ってものを大して知らなくて、デート経験もなかった。オナニーはずいぶんしたけどな。

 アルバイトで知り合った子と7年ぐらい付き合ったけど、2人でお茶飲んで、ご飯食べて、別れる…で十分だった。その子とそういうこと(男女の仲)になるのは、相当勇気がいることだったね。 (あすに続く)

  • あどけなさが残る20代のたけし(NHK「ファミリーヒストリー」より)
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