2018.1.11 12:00

桂歌丸師匠の回復に向け、好材料が“大漁”です/週末エンタメ

桂歌丸師匠の回復に向け、好材料が“大漁”です/週末エンタメ

特集:
週末エンタメ芸能記者コラム

 落語界のレジェンド、桂歌丸(81)の健康状態が気にかかる昨今、出囃子『大漁節』の如く、安心材料がざくざく取れた。師匠は元日から休演中だが、関係者によると、10日に横浜市内の病院でエックス線検査した結果、最も心配された肺炎の兆候がなく、大事をとって1月末まで自宅静養するという。

 検査入院もせず、食事も取れているとのこと。おそらく、好物のたぬきそばも召し上がっていることと存じます。さらに、私なりの“方程式”も回復を示す吉兆になりそうだ。

 昨年、伝説の落語に触れてみたいと思い立ち、初めて歌丸師匠のチケットを買ったのが(1)地元開催の4月28日の落語会(横浜・南公会堂)。しかし、体調不良で休演となり、三遊亭小遊三師匠が代演を務め上げた。

 次にチケットを入手できたのが(2)11月5日の横浜・関内ホール。見事な古典落語『ねずみ』を聴くことができ、大感激した。酸素吸入器をつけながらも背筋をしゃんと伸ばし、声を張る81歳。堂々の40分に、超一流のプライドと意地を見た。

 終演後、記者も横浜が地元だと伝えると、「そうですか! それはありがとうございます。まだ酸素吸入の管が抜けず、すみません。でも、またきてくださいね」と逆にパワーを頂戴した。

 (3)12月11日、横浜にぎわい座での『歌丸・円楽二人会』は休演(代役は小遊三)も、(4)同19日の『まめかな寄席』(恵比寿エコー劇場)で復帰し、「声だけはね。大きな声が出るんです」と得意演目『つる』を披露。「つー」「るー」の声の響きに、鶴が大空を舞う情景が浮かぶ。夫婦の鶴が松の木にポイと留まる描写も実にしなやかで、とても美しかった。

 (5)年始の寄席は休演だったが、大人気の歌丸師匠の落語会が入手困難の中、気合を入れて購入してきた自身の“戦績”を振り返ってみた。3回休演の2回上演。星取表で示すと●○●○●となる。

 “方程式”でいえば、次は○だ。購入済みの次の落語会は(6)3月14日で、歌丸師匠が館長を務める横浜にぎわい座(横浜・野毛)。せっついてはいけないが、これは好材料だと捉えることにした。

 仕事復帰はもう少し早そうで、関係者によると、日本テレビ「笑点」の直前番組「もう笑点」の収録は2月から再開方向で調整中。復帰後は笑いの大漁はもちろん、高座上演の“白星”も大漁で○○○○○…と白いお団子が続きますよう全力祈願します。♪テントン、テントン、テン♪ あの出囃子の印象的な三味線の調べが、会場に響く春の日を、今から心待ちにしています。(山下千穂)

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