2017.12.14 12:00(1/2ページ)

自らの生き方を見つめ直すきっかけになる“夢のような一夜”を描く舞台「夢一夜」/週末エンタメ

自らの生き方を見つめ直すきっかけになる“夢のような一夜”を描く舞台「夢一夜」/週末エンタメ

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週末エンタメ芸能記者コラム
「夢一夜」左から横堀悦夫、吉田芽吹、加藤忍、加藤健一

「夢一夜」左から横堀悦夫、吉田芽吹、加藤忍、加藤健一【拡大】

 紫綬褒章も受章した俳優、加藤健一(68)が主宰する「加藤健一事務所」の記念すべき100作品目となる舞台「夢一夜」が、東京・千駄ケ谷の紀伊國屋サザンシアターで上演されている。普段あまり注目されることのない、社会的に“マイノリティー”な存在に焦点をあてた意欲作だ。

 米ニューヨーク州のモーテルに、異性の服を身につけることを趣味とするトランスベスタイト(異性装)のジャッキー(加藤)とバービー(横堀悦夫)が宿泊した。隣室には、電気や車を使用しない保守的な生活を送るアーミッシュの父・エイモス(新井康弘)と16歳の娘・レベッカ(吉田芽吹)が。バスルームを共有することになったことで交友が始まり、それぞれの生き方を見つめ直す一夜が幕を開ける。

 前半は、ジャッキーとバービー演じる“女装コンビ”の膨大なセリフ量が奏でるおねえ言葉が、テンポがよく心地いい。互いにボケ合い、ツッコむコメディータッチの演技合戦に、客席からは何度も笑いがこぼれる。さらに、2人の女性らしいしぐさも必見だ。

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