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海老一染之助さん、急性肺炎で死去 日本のお正月を彩り続けた傘回し芸

海老一染之助さん、急性肺炎で死去 日本のお正月を彩り続けた傘回し芸

「お染ブラザーズ」の愛称で親しまれた海老一染之助さん(右)と染太郎さん。兄弟芸で日本を明るくした(1998年4月撮影)

「お染ブラザーズ」の愛称で親しまれた海老一染之助さん(右)と染太郎さん。兄弟芸で日本を明るくした(1998年4月撮影)【拡大】

 「おめでとーございまーす」「いつもより余計に回しております」と染太郎さんがはやす声に合わせて、染之助さんが軽快に傘を回す。日本テレビ系「笑点」にも出演し、お染ブラザーズの愛称で若い世代にも人気を広げ、新春の風物詩としても国民に親しまれた。

 「弟は肉体労働、兄は頭脳労働、これでギャラは同じ」の決めぜりふで観客を笑わせた兄、染太郎さん。大好きだった兄の死後、他の芸人から「新コンビを組もう」と誘われたこともあったが、「染太郎と歩んだ人生を忘れられない」と断り仕事を続けてきた。

 今ごろは天国で兄と再会し、満面の笑みで傘を回しているに違いない。

海老一染之助(えびいち・そめのすけ)

 本名・村井正親=むらい・まさちか。1934(昭和9)年10月1日生まれ。東京都出身。杉並区立宮前中卒。36年12月、新宿末廣亭で初舞台を踏み、60年5月にソ連文化省の招きで訪ソ公演を実現。73年、フジサンケイグループ放送演芸大賞曲芸部門賞を受賞。88年にフジテレビ系「笑っていいとも!」のレギュラーになるなど多方面で活躍した。3人の息子に恵まれ、長男は中高一貫校の教師、次男は米ロサンゼルスで不動産業に就いている。

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