2017.10.26 15:32

酔った女性への暴行、研修医に無罪「酩酊状態で人違いの可能性」

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特集:
わいせつ事件簿

 酒に酔った女性を暴行したとして、準強姦罪に問われた東京慈恵医大病院の松岡芳春研修医(32)=休職中=の判決公判で、さいたま地裁は26日、「松岡研修医の犯行とするには合理的な疑いが残る」として無罪(求刑懲役4年6月)を言い渡した。

 佐々木直人裁判長は判決理由で、女性は相当強い酩酊状態にあったと指摘。現場のマンション一室には、松岡研修医の友人の男性2人もいたとして、女性が加害者を特定した根拠について「出会って数時間の状況で、複数いた男性のうち1人の声や雰囲気から判断したという曖昧な内容で、信用性には疑問が残る」と述べた。 女性が示談を望んでいたため、起訴は有効ではないとの弁護側主張は退けた。

 弁護側は「女性はどこかで誰かに姦淫されたという記憶しかない。真犯人を誤って覚えている可能性がある」などと主張していた。

 松岡研修医は昨年8月26~27日、東京都大田区のマンション一室で、泥酔した20代女性を暴行したとして起訴された。 さいたま地検の古谷伸彦次席検事は「判決内容を十分に検討し、適切に対応する」とコメントした。

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