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【二十歳のころ 高橋惠子(1)】15歳でヌード…衝撃のデビュー作

【二十歳のころ 高橋惠子(1)】

15歳でヌード…衝撃のデビュー作

特集:
二十歳のころ
ヌードになった衝撃デビュー作「高校生ブルース」のアフレコを行う高橋惠子。15歳とは思えない大人びた容姿と度胸で、一気にブレークした(1970年撮影)

ヌードになった衝撃デビュー作「高校生ブルース」のアフレコを行う高橋惠子。15歳とは思えない大人びた容姿と度胸で、一気にブレークした(1970年撮影)【拡大】

 所長から「関根(旧姓)君にこれをやってもらう」と台本を渡され、内容も分からずに「はい」と答えました。家で読んで、こんな衝撃的な作品をやるんだと知って、びっくり。でも、自分で「はい」と返事した以上、やるしかないと思って臨みました。裸になったときは恥ずかしさの極致でしたね。

 デビュー作でいきなり主演だったので、毎日が必死でした。でも、それまで内気だったのが、仕事をするようになって180度変わった。すぐ風邪をひく病弱な子でしたが元気になりましたね。

 プロモーションで新聞社を回りました。サンスポさんもね。ヌードについて「恥ずかしくない?」と聞かれると、やった以上は言い訳したくないので「別に」と開き直っていました。「恥ずかしい」と言っていたら、自分自身がその場に立っていられなかったと思う。それぐらい虚勢を張っていたんですね。

 大映が倒産するまでの1年半で主演作を7本撮りました。全作品とも脱がないシーンはなかった。芯が強かったので大丈夫でしたが、当時は1年間で休みは3日だけ。人として成長する時期なのに、演じている時間の方が長くて、自分のことが分からなくなってしまいました。(あすに続く)

高橋惠子(たかはし・けいこ)

 本名同じ。旧姓・関根恵子。1955(昭和30)年1月22日生まれ、62歳。北海道・標茶町出身。70年、中学卒業と同時に大映に入社し、映画「高校生ブルース」でデビュー。映画「ふみ子の海」(2007年)で日本映画批評家大賞助演女優賞を受賞。今月8日に出演舞台「危険な関係」(東京・渋谷シアターコクーン、31日まで)が開幕。82年に映画「TATTOO〈刺青〉あり」で知り合った映画監督の高橋伴明氏(68)と結婚。長女は女優、佑奈(34)。1メートル62。

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