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「電王戦」人類惨敗で終了…佐藤名人でも完敗、藤井クン頼むぞ!/将棋

「電王戦」人類惨敗で終了…佐藤名人でも完敗、藤井クン頼むぞ!/将棋

PONANZAに敗れた佐藤天彦叡王=兵庫県姫路市の姫路城(撮影・宮沢宗士郎)

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 名人は額に手を当ててうつむき、目の前の盤より深くまで何度か肩を落とした。水を飲み、手を拭いた後、「負けました」と告げて軽く頭を下げた。

 「戦いが始まったあたりは難しい形勢だったが、具体的な手順が分からなかった。PONANZAには、自分では思いつかない手を指され、結果的に差が出てしまった。名人としてファンの期待に応えられなかったのは残念です」

 将棋界で最も権威あるタイトルを持つ佐藤名人が、4月1日の第1局に続き「PONANZA」に2連敗した。盤を挟んで名人の前にいたのは、ソフトの指示通りに駒を動かす2本の腕を持つロボット。急速に進化する人工知能(AI)やロボット技術と人間との、新しい関係性を示すような終局の光景だった。

 朝から始まった将棋は、午後になるとPONANZA自身が局面の優劣を判断する「評価関数」が徐々に名人不利へと傾いた。控室で勝負の行方を見守っていたプロ棋士たちは「苦しいねえ」とつぶやき、夕方からは「名人敗勢」を察し、検討も打ち切った。

 プロ棋士とソフトが戦う電王戦は今大会で最後となる。全対戦成績はソフトが14勝5敗1引き分けと大きく勝ち越し。将棋ソフトとの戦いは「人間敗北」で決着した。

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  • 将棋の第2期電王戦の最終第2局で、コンピューターソフト「PONANZA」と対局する佐藤天彦名人
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  • 将棋の第2期電王戦の最終第2局で、コンピューターソフト「PONANZA」と対局する佐藤天彦名人=20日午後、兵庫県姫路市の姫路城
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