【ビッくらぼんの365日・芸人日記(278)】
独特の世界観で魅了する女芸人、さな。かわいすぎる女芸人としてブレークする日も近い!=東京・新宿【拡大】
さな(サンミュージック所属、28)
今回登場するのは女芸人、さなです。子役として芸能界入りし、紆余曲折を経て現在はピン芸人として活動。今年はデビュー20周年のアニバーサリーイヤーで、ブレークのきっかけをつかもうと必死だ。
--元子役なんですね
「ミュージカル『アニー』でデビューして、(所属事務所の先輩)安達祐実さんとも『オズの魔法使い』で共演させてもらったことがあります。一番大きい仕事だったのは『ライオンキング』ですね」
--役者を辞めたのはいつ
「小学6年のときです。歌が下手ということに気づいてしまったので。ファンの方に『さなちゃんは歌苦手だからね』と言われて…」
--歌うことがトラウマになったのでは
「辞めてから5、6年間は、ライオンキングの曲を聴くことはもちろん、歌を歌うこともいやになりました。今は張り切って歌えるようになりましたけどね」
--芸人として活動を始めたのは
「子役を辞めた後、サンズエンターテイメントに所属して、アイドルグループに入って活動していたんです」
--ダンスも得意と伺っていました
「結局6回アイドルグループを結成して、3度メジャーデビューしているんです(笑)」
--それはすごいですね…
「でも、2週間で解散したグループもありました」
--サンズには何年在籍した
「中学3年から21歳までお世話になりました」
--そこから芸人に転身した
「サンズを辞めてからというわけではなくて。(サンズの)野田義治社長から『お前らはトークの技術がないから、勉強する意味でM-1に出てこい』と指示されたのがきっかけなんです」
--アイドルがM-1出場…
「発想がすごいですよね。そこから、アイドルがお笑いに挑戦する風潮みたいなものができましたよ。野田さんと私たちが先駆者です(笑)」
--芸人に転身後も、相方が何度か変わっています
「M-1には3組くらい、別々のコンビで出ました。なぜか分からないけど、私とコンビやグループを組むとすぐ解散しちゃうんですよ(笑)」
--不思議な魔力
「アイドル殺しといわれたり、死に神といわれたりします…。私なりに一生懸命やっているんですけどね(笑)」
--M-1グランプリへの出場が芸人に転身した大きな要因になった
「初めてM-1に出たとき、『自分の意志でやっている!』と思えたんですよ。用意されている台本じゃなくて、自分たちで一からネタを作る。そういう感覚を覚えたのが初めてで、すごく楽しかったんです」