2017.2.11 23:47

漫画家の谷口ジロー氏が死去、69歳 「孤独のグルメ」などの作画

漫画家の谷口ジロー氏が死去、69歳 「孤独のグルメ」などの作画

漫画家、谷口ジローさん=2009年11月

漫画家、谷口ジローさん=2009年11月【拡大】

 テレビドラマ化された人気漫画「孤独のグルメ」や「『坊っちゃん』の時代」などの作画で知られ、欧州を中心に海外でも高く評価された漫画家の谷口ジロー(たにぐち・じろー、本名治郎=じろう)さんが11日、病気のため東京都内で死去した。69歳。鳥取市出身。葬儀・告別式は親族のみで行う。喪主は未定。

 1971年「嗄れた部屋」でデビュー。明治時代を舞台に、作家の関川夏央さんとともに明治の文豪らの姿を描いた「『坊っちゃん』の時代」で98年、手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した。また、作画を手掛けた「孤独のグルメ」(原作は久住昌之さん)は俳優の松重豊さん主演でドラマ化された。

 フランスの芸術文化勲章シュバリエを受章するなど、欧州を中心に海外でも高く評価された。

漫画評論家で同志社大教授の竹内オサムさんの話「フランスなどで発展した漫画、バンド・デシネの影響を強く受けており、欧州で特に評価が高かった。絵は細密で安定し、日常をさりげなく切り取った。日本人漫画家には珍しい作風で、独特の作品世界にはコアなファンが多かった。「孤独のグルメ」に代表されるように、中年男性をリアルに、落ち着いたタッチで描くのもうまかった」

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