2016.12.13 11:00(1/5ページ)

黒木華、最新舞台で悪い女「すごく稽古が楽しみ」

黒木華、最新舞台で悪い女「すごく稽古が楽しみ」

特集:
TOKYO HEADLINE
黒木華(撮影・蔦野裕)ヘアメイク/新井克英(e.a.t...)

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 黒木華の2016年は大河ドラマ『真田丸』への出演をはじめ、映画、舞台、ドラマとジャンルを問わず話題作への出演が続いた。女優としてひとまわりもふたまわりも成長した黒木の2017年は自らがタイトルロールのお勢を演じる舞台『お勢登場』で始まる。

 黒木は今年、テレビドラマ『重版出来!』で初主演を務め、映画も『リップヴァンウィンクルの花嫁』をはじめ、出演作の公開が続いた。そしてこの秋には舞台『るつぼ』に出演。物語の大きなキーパーソンとなるアビゲイル・ウィリアムズという女性を演じ、改めて黒木の舞台女優としての凄みを見せてくれた。このインタビューは『るつぼ』の全日程が終わってすぐのタイミングで行った。

「稽古から含めると2カ月くらい『るつぼ』に没頭していました。稽古期間は意外に短くて、もっとやりたかったなって思ったくらいだったんですが、始まってからが長かったですね」

 このアビゲイル役はかなり癖のある、見ている側にもずっしりとした重さを感じさせる役だった。こういう役をやった後って、すぐに切り替えられるもの?

「私は普通に切り替えることができます」

 では今はお勢モード?

「今は…まだお休みモードです(笑)」

『るつぼ』は演出がジョナサン・マンビィ。外国人演出家は初めてだったが、戸惑いみたいなものは?

「いえ、すごく楽しかったです。私は英語をまだ勉強中なので、微妙なニュアンスが伝わっているかどうかは分からないんですが、時田曜子さんという素晴らしい通訳の方がいらっしゃったので、そのお陰ですごく楽しかったです」

 今まで一緒に作品を作った日本人演出家とは違った手法やアプローチがあった?

「まず座学がありました。17世紀の魔女裁判を題材にしたお話だったんですが、キリスト教徒とかピューリタンとかその時代のことは、今の私たちとは遠いところにあるものなので、そういうことをちゃんと時間を設けてみんなで勉強しました。ディスカッションもしたんですが、そういう時間を設けるというのは初めてでしたので、とても役に立ちました。あと個々の役者それぞれを盛り上げてくれる演出でした」

 そして『お勢登場』。まだ稽古前ということで、脚本を読んでの作品の印象を。

「面白い!と思いました。江戸川乱歩の耽美な感じや妖しさ、ひきつけられる文章なんかがすごく好きだったんですが、その短編集がこんなにうまくというか、こんなにひきつけられる一編の作品になっているということと、それが舞台になる時にどういうふうに立ち上がってくるんだろうって考えると、すごく稽古が楽しみなんです。お話自体もひとりひとりの会話の中に人間性や、その人のなんともいえない妖しさが香り立ってくる感じがあって、すごく引き込まれるものになっている。原作の江戸川乱歩の本があるとはいえ、倉持さんの脚本はやっぱりすごいなって思いながら読んでいます」

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