2016.12.6 11:00(1/2ページ)

明治から幕末へタイムトリップビュー 日比谷図書文化館開館5周年記念

明治から幕末へタイムトリップビュー 日比谷図書文化館開館5周年記念

復元された360度CG前に立つ建築史学者、平井聖氏=東京・千代田区

復元された360度CG前に立つ建築史学者、平井聖氏=東京・千代田区【拡大】

 江戸の町並みを再現するプロジェクトの一環として、日比谷図書文化館開館5周年記念となる平成28年度文化財特別展「発掘された大名屋敷-殿様と勤番武士のくらし-」が、東京・千代田区の同所で開催されている(来年2月5日まで、入場無料)。

 古地図から江戸の町割りを調べ、一つ一つ建物の場所を割り出していく。360度にわたってリサーチし、明治から江戸へとタイムトリップさせていく。フジテレビが5年前から取り組んでおり、これまでに日本橋や江戸城門などのタイムトリップビューが配信された。

 これは、タブレットやスマートフォンに360度パノラマムービーがよみがえる新たなインタラクティブコンテンツ。悠久の時を越え、ロマンを感じ取る。例えば、日本橋の同ビューを眺めれば、江戸時代の木でできた橋や魚市場のにぎわう様子、明治時代のガス灯や路面電車が走る姿など、現代では決して見ることのできない風景が楽しめるのだ。

 今回の特別展では「Time Trip Viewニコライ堂 大名屋敷のある風景~360度CG復元幕末の町~」が目を引く。

 同局の大村卓チーフテクニカルプロデューサーは「明治時代の写真13カットから江戸の町並みを再現。3年かかりました。分からないことだらけなのでとにかく文献を探し出すという作業」と説明する。

 その間には、建築史学者の平井聖(きよし)氏(87)に土の色や船に積載されている物、さらに生えている草の種類に至るまで相談に乗ってもらう。タイムトリップビューの数々のコンテンツを監修する平井氏は、東工大名誉教授と昭和女子大名誉学長を務め、NHK大河ドラマの建築考証を1965年から現在まで50年以上担当している。

【続きを読む】

  1. サンスポ
  2. 芸能社会
  3. 社会
  4. 明治から幕末へタイムトリップビュー 日比谷図書文化館開館5周年記念