映画「帝一の國」イラスト、赤場帝一(C)古屋兎丸/集英社【拡大】
テレビや映画で活躍する若手イケメン俳優陣が、激しい選挙戦で火花を散らす。
同作は古屋兎丸氏(48)の同名漫画が原作。日本一の名門高校で繰り広げられる生徒会長選挙に命を懸ける主人公が、800人の秀才を相手に頭脳戦と権力闘争を展開する学園コメディーだ。
菅田は将来、首相になる野望を持つ学年成績トップの1年生・帝一役。もともと原作ファンで、「『この役は自分のためにあるんじゃないか』と勝手に思っていました。やってみたかったキャラクターなので、幸せです」と胸を高鳴らせる。
帝一と覇権を争うライバル役には、イケメン若手俳優が勢ぞろいした。まず、スパイの天才で幼なじみ役を野村、天賦のカリスマ性を持ち最大のライバル役を竹内が演じる。
さらに大富豪の家系に育った次期会長の大本命役を間宮、補佐役として抜群の能力を発揮するサポートの天才役を志尊、戦局の1000手先を読む将棋部の頭脳派部員役を千葉と、彼らが一癖も二癖もあるキャラクターを熱演する。
クランクインは12月中旬で、同世代俳優の競演に菅田は「みんなで一つの作品に携われるのがうれしい」と大喜び。学園祭で、フンドシ姿で太鼓を打ち鳴らすシーンも見どころの一つで、「みそぎのような気持ちで全身の毛をそって撮影に挑みます」と気合十分だ。
米大統領選や東京都知事選にも負けない?熱い選挙戦がスクリーンで繰り広げられる。