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【ビッくらぼんの365日・芸人日記(102)】居酒屋店長としても活躍するピン芸人、井上虫歯二本

【ビッくらぼんの365日・芸人日記(102)】

居酒屋店長としても活躍するピン芸人、井上虫歯二本

居酒屋店長としても活躍するピン芸人、井上虫歯二本=東京・阿佐谷

居酒屋店長としても活躍するピン芸人、井上虫歯二本=東京・阿佐谷【拡大】

 --道のりは

 「店長で忙しく、ヒッチハイクできる時間は2日間。15台乗り継いで広島にたどり着いたんです。そのとき、式の開始まで14時間。『ギリギリ到着のほうがおもしろいかも』というお笑い魂がうずいて、道の駅でついつい寝ちゃって。それで起きたら式まで5時間しかなかったんです」

 --間に合った?

 「とりあえず、司会者に連絡したら『ヒッチハイクの様子を紹介するから写真を送って』と言われたので、「新郎新婦おめでとう!」のフリップで写真を撮っていたら、1台の車とぶつかりそうになって」

 --何かエピソードがありそうですね

 「その車が真っ黒のベンツで、真っ黒なエナメルの靴に白のスーツ姿の70歳ぐらいのボスみたいなおじいちゃんが出てきて。ヤバそうな人だし、とりあえず土下座して謝ったら、そのおじいちゃんがフリップに書いていた新郎の名前に気づいて。そしたらその人、新郎のおじさんで式場に向かう途中だったんですよ。そのおじさんと一緒に式場入りして…。ホント、奇跡ですよ!」

 --ヒッチハイクとお笑いはつながる

 「先ほども言いましたけど、店長を始めてから僕はエピソードが好きになって。芸がおもしろいというより、その人の生き方がおもしろいと言われた方が楽しいなと思って。エピソードって、失敗しないとできないし、失敗ってチャレンジだと思うし。チャレンジ→失敗→エピソードというか。その3つの流れが、ヒッチハイクにつまっていると思いますね」

 --食材もヒッチハイクでゲットしたとか…

 「会津若松まで行ったときはヒッチハイクをネタに地鶏や日本酒、濃厚な卵の業者と知り合えました。石川のヒッチハイクでは唐揚げの有名店で秘伝の味付け方法などを学びました。今度はオホーツク海のカニを求めて北海道の紋別市を目指そうと思います」

 --ヒッチハイクのコツは

 「例えば看板をあえて間違えて書いたり。『福岡』を『副岡』って書いてみたり。運転手に突っ込ませることですかね」

 --芸人としての今後は

 「今の僕のライブ会場は居酒屋のテーブル。これまで福岡、石川、大阪、仙台、会津若松までヒッチハイクしましたし、フィリピンでも挑戦しました。そのおもしろトークをお客さんに披露するのが快感ですが、自分の将来はヒッチハイク同様、どうなるか分からないですよね。僕の人生は出会いと縁で動いてきたし…」

 --夢はある?

 「ヒッチハイクではなく、ベタな観光地に普通に旅行したいですね(笑)。僕にとってはそれも、ある意味ネタになりますから!」

 井上のヒッチハイクネタは店長を務める東京の「阿佐谷うまいもの市場 浩太郎丸」と「祖師谷海鮮市場 浩太郎丸」で聞けます!

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