【ビッくらぼんの365日・芸人日記(78)】
石田純一のそっくり芸人、小石田純一=東京・渋谷区【拡大】
--石田純一さんは東京都知事選出馬を断念しましたが、小石田さんはおいしかったとか
「出馬騒動が始まったときは、オファーが通常より5倍増でした。というより一気に5件もいただいたということです」
--でも、石田さんが候補者となっていたら、小石田さんも大変だった
「そうですね。下手にコメントとかできなくなったかも」
--確かにやりづらい
「僕は駒大法学部政治学科卒ですので、実際に立候補されたら政策参謀でお手伝いしたかったですね。なにか運命を感じます」
--どんなアドバイスを
「公式の場では靴下を履いた方がいいとか(笑)」
--芸人さんへのデビューは少し遅めですが
「1浪1留で大学を卒業した24歳のとき、お笑い養成所へ入りました。憧れはダウンタウンさんでしたが、相方が見つからずに養成所を中退しまして。公務員を目指そうと問題集を書店に買いに行ったのですが、難しくて分からず、やはり芸人になろうと決めました」
--そして
「違う養成所に入りました。ある日のネタ見せで講師をしていた(お笑いコンビ)BOOMERの伊勢浩二さんに『石田純一さんに似てるから、そっちで攻めた方がいい』と言われて。とりあえず無視をしていたのですが、翌週の伊勢さんの授業で『なぜ(石田純一を)やらないんだ!』と改めて言われて。そのときから、石田さんのネタです」
--デビュー時も
「本名(並木政幸)からナミキと名乗り、ピン芸人でしたがある日、今の事務所の前身にあたる当時の社長に呼ばれまして」
--なにかドキドキですね
「社長室に入ると『今日から、小石田純一と名乗れ』と言われまして。1週間くらい無視していたのですが、マネジャーから電話で説得されて、渋々OKしました」