2016.6.20 05:02

「怒りは限界を超えた」沖縄・県民大会6万5000人が抗議

「怒りは限界を超えた」沖縄・県民大会6万5000人が抗議

「怒りは限界を超えた」と書かれた紙を掲げる参加者ら

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 沖縄で元米海兵隊員の軍属が逮捕された女性暴行殺害事件に抗議し、被害女性を追悼する「県民大会」が19日、那覇市の奥武山公園で開かれ、約6万5000人(主催者発表)が参加した。繰り返される米軍関係者の事件を根絶するため、沖縄に駐留する米軍の大半を占める海兵隊の撤退や、日米地位協定の抜本改定を求める決議をし、「基地反対」の意思を改めて示した。

 翁長雄志知事はあいさつで、1995年の米兵による少女暴行事件に触れ「二度とこのような事件を繰り返さないと誓いながら、政治の仕組みを変えられなかったことは痛恨の極み」と述べた。

 政府に対し、米軍普天間飛行場の県外移設を強く求め、米兵の特権意識を助長し事件の温床ともされる日米地位協定の見直しに向け「不退転の決意」を表明した。

 事件で亡くなった女性(20)の父親は「なぜ娘は殺されなければならなかったのか。次の被害者を出さないためにも全基地撤去を強く願っている。県民が一つになれば可能だ」などとするメッセージを寄せ、会場で読み上げられた。

 沖縄の県民大会は共産、社民両党などでつくる「オール沖縄会議」が主催。自民、公明両党は政治的な主張の違いを理由に参加せず、95年の少女暴行事件の「県民総決起大会」のような超党派での開催には至らなかった。

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