【ビッくらぼんの365日・芸人日記(14)】
底抜けに明るいサンシャイン池崎は実は苦労人。暑苦しさは元気が出る=東京・中目黒【拡大】
--初めてのR-1決勝進出を機に変化は
「仕事がちょっと増えました。ギャランティーは2倍くらいになって、私服姿でも人から気がついてもらえるようになりました。ツイッターのフォローが2000人増えて、昔は連絡をくれなかった女の子が連絡をくれました。イエ~!」
--ブレーク間近ですが、今もアルバイトをしているそうですね
「生命保険のイエ~業…営業を10年やっています。加入者にプランの見直しなどを電話で説明します。営業成績はいいですよ。バイトと社員を合わせて50、60人の中で社長賞を獲ったことがあります。正社員への誘い? 正社員ではなくサンシャインです! 芸人がイエ~業(営業)停止になってしまいますからね」
--ハライチ、フォーリンラブのバービーら所属事務所の同期が活躍しています
「イラっとしたこともあるし、うらやましい! 僕のライバルは、武井壮さんや松岡修造さんですかね。同じように暑苦しいですから」
--もともとはコンビ(2007年に解散したソニックブラザーズ)でしたが、なぜ、お笑いの道に進んだのですか
「本能です! 小学生のころは、とんねるずさんやナインティナインさんに憧れていました。中学生になると文化祭で友人とコントをしていました」
--人生初のオリジナルネタは何ですか
「『柔道コント』です』。相方を投げて『1本!』というところを、『味ぽん!』と叫ぶんです。恥ずかしいですね」
--地元鹿児島では有数の進学校に通い、大分大工学部に進学しました
「流れで大学に行きました。男子寮だったので、女子寮とパーティーするときにネタを作って見せていました。就活をする気は全くなく、事務所のスクールの生徒募集が雑誌に載っているのを当時の彼女がみつけて、応募しました。卒業して相方となる同級生と一緒に上京しました」