2016.5.13 17:07

壇蜜、小説家デビュー 錦糸町の風俗店で働く女子大生が主人公

壇蜜、小説家デビュー 錦糸町の風俗店で働く女子大生が主人公

壇蜜

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 妖艶な雰囲気で人気を集めるタレント、壇蜜(35)が自身初めての小説を雑誌に発表し作家デビューを飾ることが13日、分かった。この小説は短編「光ラズノナヨ竹」で、21日発売の小説誌「オール読物」(文芸春秋)6月号に掲載される。

 文芸春秋によると、「光ラズノナヨ竹」は400字詰め原稿用紙で約30枚。交際していた男にお金を持ち逃げされ、やむなく東京・錦糸町の風俗店で働くことになった女子大生が主人公。慣れないアルバイトを強いられた女子大生と、店を訪れる訳ありの男性客たちとの交流を描く。古典の「竹取物語」をモチーフに現代的なエンターテインメントに仕立てているという。初の小説について、壇蜜は「普通じゃなくても歪んでいても居場所は居場所。誰にもみつけてもらえなかったお姫様の話です」とコメントしている。

 壇蜜は映画やテレビ番組、グラビアなどで活躍する一方、「壇蜜日記」などの著作でも注目されてきた。今回の小説は、文春文庫に収められた「壇蜜日記」に推薦文を寄せた直木賞作家、桜木紫乃さんの「壇蜜さんに、昔話とか寓話をテーマに、短い原稿を書いてもらったら面白いと思う」という提案がきっかけで生まれたという。

 「オール読物」の武田昇編集長は「一読して面白く、完成度が高いことに感心した。『次にどうなるのか?』と簡潔な文章で、読者の心をつかむ力がある」と話している。(産経新聞)